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サンハウスの毎日

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悲しいお知らせ

私がこちらでお世話になっていた病院の先生が、昨晩亡くなられました。 40歳でした。

先生は、日系の女の先生で、日本語が少し通じると言う事もあって、こちらに住んでいる日本人の方達にとても人気のある先生でした。 先生には、かれこれ10年近くお世話になっていて、とても気さくで優しい先生でした。 私達の会話はほとんどが英語でしたが、病名など難しい事は日本語で言ってくれるので、こちらに来たばかりの私にはとっても頼りになる先生でした。 

最後に会ったのは、ちょうど一年前くらい。 年間検診をしてもらって、その時実は皮膚科の方を専門にするからと言われて、とても残念だったのを憶えています。 "私に子供が出来たら、ぜひ先生に主治医になってもらおうと思っていたのに"と言う私に先生は、病院の決まりで両方の科を診ることは出来ないけど、その内自分の小さいオフィスを開くかもしれないから、その時はぜひと言ってくれました。 

そして、今月また年間検診をするにあたって、誰かいいお医者さんはいませんか?とメールで相談したら、すぐに何人かのお医者さんを紹介してくれました。 その時も"また会えるといいわね"と言ってくれて......。 

亡くなった原因は、無理心中(こちらでは、murder"殺人"-suicide"自殺"と言います)。 旦那さんが二人の子供(6歳と8歳)と先生を拳銃で撃って、自分も自殺したらしいです。 今の所、先生が旦那さんに同意していたかどうかは分かっていません。 事件が起きた場所も、私達が時々ハイキングに行く公園でした。

とってもショックです。 今でも信じられない。 テレビのニュースで、先生の写真が出ても、信じられません。 先生の話し方、今でもはっきり憶えています。 とっても素敵な先生だったのに。本当に、残念でなりません。 なぜこういう事にならなくてはいけなかったのか、理解に苦しみます。 人それぞれいろいろ事情はあるかもしれないけど、本当にこの道しかなかったのかな...。
by petsanhouse | 2007-06-20 14:20 | etc